ダイヤ アプローチ名人の使い方 ~ランニングアプローチ編~

先日購入したダイヤ アプローチ名人ですが組立方法のマニュアルは付属しているものの、肝心の練習法について書かれたものは一切ありません。

色々と調べてみたのですが、あまり参考になるような使い方は見つからず、自分で試行錯誤しながら有効な練習方法を見つけるしか無いようです。

そこで自分なりに考えた色々な練習法を紹介したいと思います。

まず今回はランニングアプローチの練習法です。

練習法の説明に入る前に、ランニングアプローチの理論について少しおさらいをします。

US PGAゴルフツアーアカデミーのスコット・サケット先生のレッスンによると、

・ボールは最低でもエッジから1m離れたグリーン面にキャリーで落とす。

・ランニングアプローチにおけるキャリーとランの比率は以下の通り。

番手 キャリー ラン 合計 キャリーラン比率
PW 4m 4m 8m 1:1
I9 4m 8m 12m 1:2
I8 4m 12m 16m 1:3
I7 4m 16m 20m 1:4
I6 4m 20m 24m 1:5

これらを基本としてグリーンの傾斜やコンディションに合わせてクラブを選択すると良いそうです。

ピンまで残り16mならI8を使って4m先に落とす。

下りならI9を使って、速いグリーンだと思い切ってPWを使っても良いかも知れません。

すなわち、I6からPWまでを使って4m先に落としてやれば、8mから25mの距離をランニングアプローチで打ち分けが出来ることになります。

ですので、ダイヤ アプローチ名人を使って4m先に落とす練習をします。

具体的には「I6からPWを使って3.5m離れた位置からネットの底を狙って打つ」という練習になります。

※写真の赤枠のところです。
アプローチ名人の落とし所

とは言え、いきなり3.5mも離れた距離で打つのは、かなりの勇気が必要です。

私の場合はまず1.5m位の距離から練習をして、ミスショットをしないという自信が出来てから少しずつ距離を伸ばしました。

3.5mも離れた距離に置いてネットの底を狙う理由は、付属の的やポケットでは実際のキャリーがわかりにくいためです。

2mくらいの距離から一番下のポケットに入ったとしてもトップして入ったのか、ふわっと浮いて入ったのかで実際のキャリーが異なります。

ですので、離れた距離に置いてネットの底を狙う事で実際のキャリーに近い場所に落ちている事を知ることが出来ます。

まずはこの練習法で4m先に落とす事をマスターすれば、理論上は2m以内の距離感で寄せることが出来るようになります。

4mがマスター出来れば、落とし所を3m先や5m先などに変えて応用すれば、さらに細かい打ち分けも可能になります。

短時間で急激に上達したい方や根気の有るコツコツタイプの方はI8だけを徹底的に練習すると良いでしょう。

力加減を少し弱くするだけでI7も打てますし、反対に強くすればI9で4m先に運べるからです。

反対に私のように飽きっぽい性格の方は、I6からPWをとっかえひっかえ使ってゲーム感覚で練習すると飽きないと思います。


以上がダイヤ アプローチ名人を使ったランニングアプローチの練習法です。

皆さんの参考になればと思います。

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