最近のシニアプロや女子プロのクラブセッティングでは、アイアンは5番を抜いて6番からとして、変わりにショートウッドやユーティリティを使う事が多いそうです。
私の場合、スコア100を切るまでは、ドライバーと7番以下のアイアンだけでラウンドをしていたのですが、最近では6番アイアンやユーティリティの3番や4番といったクラブも使うようになりました。
私のクラブセッティングでは、4番ユーティリティと6番アイアンの間の距離は、5番アイアンでカバーするのですが、この5番アイアンというのはなかなか難しいクラブです。
ラウンドをしないオフシーズンの間、どのような練習をするかを計画した中には、5番アイアンも練習メニューに入っていたのですが、思ったように練習が進まず、全く練習できないまま春を迎えてしまいました。
このままでは、5番アイアンの距離は4番ユーティリティを使って軽く打つしかないのですが、久しぶりの競艇でちょっとしたあぶく銭が手に入った上に、アルコールも入って気が大きくなってしまい、
「5番アイアンが打てない?それなら5番ユーティリティを購入すれば万事解決ではないか。わっはっは。」
と封印したはずの恐怖の『買うた理論』を復活させてしまいます。
購入は、いつものつるやゴルフに行こうかと思いましたが、今の状態でキレイなおねえさんに接客を受けると、この記事のタイトルが
「ユーティリティを買いに行ったらGBB EPICドライバーを買ってしまったでござる。の巻」
になってしまうのは目に見えています。
さすがにキャディバッグの件で学習した私はそうなる危険を回避すべく、今回はネットで購入するクラブを探すことにしました。
ですが、3番4番と同じモデルのXRユーティリティは、2つ前のモデルのためマークダウンもとっくに終わっていて、残念ながら値段の高い中古しか見当たりません。
いつもなら「まぁ、当分先でもいいか」と、ここで購入するのをあきらめるのですが、
「新品も中古も値段が変わらないなら、最新モデルにしておくか。わっはっは。」
とカートに入れてしまったのが、このSteelheadXRユーティリティでした。
早速試打してみました
早速試打しましたので、動画を公開したいと思います。
5番ユーティリティは一切打ったことがなく、買ったはいいけど全く打てなかったらどうしようか?と思っていたのですが、問題なく打つことが出来ました。
打感は芯で捕らえると、XRユーティリティはカキーンという感じの金属音がするのですが、SteelheadXRはカチッというトルクレンチが締まったような心地よい音がします。
ロフトは4番が22度に対して、5番は25度。
たった3度の違いですが、動画ではっきり解るようにボールの上がる高さが全く異なります。
飛距離はいつもの様に、GST-5Wで計測していたのですが、SDカードのエラーでデータが消去されてしまい、残念ながら残っていません。
また、改めて計測して追記したいと思います。
めざせ、六本木の男
2013年全米プロシニア覇者の井戸木鴻樹プロは、“六本木(ウッド6本)の男”を自称して、ドライバーの他に3番、4番、5番、7番ウッドと5番ユーティリティを使っているそうです。
私も今回の購入で、ドライバーに3番、5番ウッドと3番、4番、5番ユーティリティと揃う事になり“六本木の男”の仲間入りをしました・・・
と、言いたいところですが、3番、5番ウッドはほとんど練習すらしたことが無く、ラウンドでも全く使わないバッグの飾り(汗)になっていますから、実際は“四本木の男”です。
練習をして、フェアウエイウッドも打ちこなせるようになりたいですが、先に優先すべき練習が沢山ありますから、本物の“六本木の男”になるのは、かなり先の事になりそうです。