ゴルフ初心者がスコア100切りするために必要なセカンドショットのスキルと練習法

今回は「ゴルフ初心者がスコア100切りするために必要な7つのスキルと練習法」のセカンドショットに関する事です。

セカンドショットでクリアする目標は、

「130ヤード先の目標に6割方運べるようになる事」

です。

ティーショットと同じく、ショットの左右の方向のブレは飛距離の10%以内ならナイスショットとして、20%以上ブレたらOBになるとします。

つまり、130ヤード先の13ヤードの幅に打てればナイスショットで、26ヤードの幅からはみ出ればOBです。

具体的にクリアできたと判定する目安は、10球打って10%以内に収まるナイスショットが6球で残りの4球は、20%からはみ出すOBにならなければ合格です。

アイアン、フェアウエイウッドやユーティリティーなどクラブの種類は問いません。

この目標がクリアできれば、すでに100切りする為のセカンドショットのスキルは備わっていますので、一切練習する必要はありませんし、ここから先も読む必要が有りません。

次のショートゲームのスキルへ進んで下さい。

100切りするために必要なショートゲームのスキルと練習方法

目標がクリアできていないという方は、ここに書いてある練習方法に従って、7番アイアンを練習すればクリアできます。

練習方法

カンの良い方ならもう気づいているかも知れませんが、練習方法はティーショットと同様に、

「何とかまともに飛ばせる距離をひたすら打ち続ける」

の応用です。

セカンドショットは、ティーショットと違ってティーアップされていない状態のボールを打つ必要があります。

いきなりマットの上にボールを置いて練習を始めると、トップしたりダフったりしてショットの方向を安定させるのが難しいと思いますので、最初はティーアップした状態で練習をして、まずは方向を安定させる事だけに集中します。

ティーアップして打つのであれば、すでに課題をクリアしたティーショットと比較して、クラブが短くなっているだけですので、100球も打てば方向はかなり良くなると思います。

ある程度方向が定まるようになったら、ティーアップをしないでボールを打つ練習をしますが、フルスイングではなく

「腕が時計の9時3時の位置にくるような半円の大きさのスイング」

で練習をします。

コースマネージメントの回でも説明しますが、この半円の大きさのスイングは、セカンドショットの練習に使うだけではなく、実際にコースに出た際に、いろいろな場面で使う事ができる重要なテクニックのひとつですから、いつも腕が同じ位置にくるように意識して、スイングの大きさが一定になるように練習をして下さい。

方向がばらつきだしたら、ティーアップした状態に戻してスイングの感覚を取り戻すようにします。

ティーショットと同様に、あせらずコツコツと練習を続ければすぐに上達すると思います。

Q&A

Q. 100ヤードしか飛びません。どうすればよいですか?

A. 130ヤードで6割方という目標は、楽に100が切れる実力の目安ですから、飛距離は100ヤードでも問題なく100が切れます。

そのかわり、練習して狙った方向にナイスショットが出る率を少しでも上げるようにしてください。


Q. 10球中、2~3球OBが出てしまいます。100は切れないですか?

A. 100が切れるか?という点ではOBを出す事自体は問題ないのですが、ティーショットと違ってセカンドショットのOBは打ち直しになることがほとんどですし、精神的なショックが大きく後のプレーに影響すると思いますので、出来れば1つも出さない方がよいでしょう。


Q. 130ヤードではなくて、ユーティリティとか他のクラブを使えば、もっと飛ぶと思います。練習するべきですか?

A. スコア100切りが目標の間は、他のクラブを練習する必要はありません。

プロと違ってアマチュアは練習できる球数が限られていますので、1本のクラブを集中して練習をしても、まだ球数が足りないくらいです。

限られた時間と球数で効率よく上達するには、選択と集中しかありません。

目標がクリアできたら

お疲れ様でした。

他にもクリアする目標は有りますが、まずは実際にラウンドをしてみて下さい。

今までの記事通りにドライバーと7番アイアンを練習して目標がクリアできているのであれば、ひょっとすると100切りがもう出来てしまったかも知れません。

100切りは出来なかったにしても、後はショートゲームのスキルさえ身につけば、100が切れるショットのスキルが全て身についている事になりますから、100切りはもう目の前まで来ています。

ティーショットが曲がらずにセカンドショットもまっすぐ打てているのですから、そこから残りはショートコースをラウンドするようなものです。

後は、トラブルに巻き込まれないようにして、グリーン周りの処理やパットを丁寧にしてやれば、びっくりするようなスコアが出せると思います。

次はショートゲームのスキルについて説明します。練習方法などは次回の記事を参考にしてください。


【次回記事】100切りするために必要なショートゲームのスキルと練習方法

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コメント

  1. あきよし より:

    こんにちは。
    100切りノウハウの記事今回も楽しく拝見させて頂きました。
    まだまだ練習不足ですが、ラウンド時のドライバーのティーショットに関してはだいぶ良くなってきました。
    目下の課題はセカンドショットをいかに安定して狙ったところに運ぶかというところです。
    ちょうど今回の記事に書かれていましたので、参考にさせて頂きます。
    ただ『あちらを立てればこちらが立たず』のようにセカンドショットを練習し出したら、ドライバーの安定感がどうなるか心配ではありますが…

    パターに関しても『50㎝先の一点を通過させ…』を練習したところ芯に当たるようになりいい感じです。
    後はライン読み方でしょうか?実はこれが一番苦手なのですが(笑)

    またコメントさせて頂きますね。

    • massy より:

      こんにちは。いつもご愛読ありがとうございます。

      私の場合は『あちらを立てればこちらが立たず』にならないようにするには、どうやって練習をすればよいか?と言う事を考えて、「自分で決めた水準に達するまで集中的に練習する」という結論に至りました。

      「練習をやめて他の練習をすると、下手になってしまうのでは無いか?」という不安は有りましたが、もし下手になってしまったのなら、その時は「ドライバーの練習がまだまだ不足していた。」と言う事わかりますから、到達すべき目標をもう少し高くして、またドライバーからやり直せばいいか。とも思っていました。

      いくらかは下手になったところで、10ヶ月前のラウンドように、ティーショットがほぼ全部、OBかチョロということはもう無いでしょうから、レベルは低いながらも結果は出ているのだと思います。

      パターに関しては、若干ネタバレになってしまいますが、7つのスキルに「ラインを読む」という事は含まれていません。

      100切りができないうちのパットは、カップの60cm以内に寄せるアプローチの様なものだと思って打っています。まずは、狙った方向に狙った力加減で打てるようになるだけで、パット数はかなり減りましたよ。

      ちなみに、ラインの読みは私も誰かに教えてほしいです。(笑)