ユピテル・スイングトレーナー用ソフトをバージョンアップしました

練習場ではユピテル・スイングトレーナー(GST-5W)を使用して打球データを記録しています。

打球データはSDカードを経由してパソコンに取り込んで専用ソフトで見ることが可能です。

ただし、メーカー製の専用ソフトは練習日毎の推移が見られないなど物足りない点が有るためデータ表示と分析は自作のソフトを使っています。

この自作のソフトはフリーソフトとして公開していますので、どなたでも無料でお使いになれます。

http://www.vector.co.jp/soft/winnt/home/se512501.html


今回のバージョンアップした機能のひとつに「飛距離75パーセンタイル値の表示」というものが有ります。

打球詳細データを飛距離順でソートした時に、飛距離75パーセンタイル値以降のセルが水色で表示されます。

打球詳細データ

飛距離の平均値を下回るデータはセルがグレーになりますので画面の例では、最大飛距離が一番上の210Y、飛距離75パーセンタイル値は205Y、飛距離平均が200Yになります。


つい最近の話ですが、「ゴルフデータ革命」(マーク・ブローディ著)という本を読みました。

ゴルフデータ革命

プロからアマチュアまで、色々なレベルのゴルファーのラウンド時の打球記録データからスコアを向上させるためには何が必要か?などを分析している本です。

その本によると「スコアが100で回るプレイヤーの場合、ドライバー飛距離の75パーセンタイル値を20Y向上させると約2.3打スコアが改善される」のだそうです。

この「ドライバー飛距離の75パーセンタイル値」というのは「4回に1回はこの飛距離以上になる距離」の事で12球打った場合は3番目に飛んだ飛距離がそれにあたります。

「ドライバーは普段どれくらい飛びますか?」と聞かれる事があると思いますが、この場合に75パーセンタイル値を答えると良いと思います。

他にも飛距離75パーセンタイル値を活用する場面は沢山有って、アイアンでグリーンを狙う場合の目安にするなど実際のプレーする場面で重要な数値であると思います。

ユピテル・スイングトレーナーをお持ちの方は、本ソフトをご活用いただいてご自身の飛距離75パーセンタイル値を知っておくとスコア向上に役立つと思います。

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