ドライバーが思ったように打てない。苦手だ。という人は多いと思います。もちろん私もその一人です。
アメリカツアーで活躍する松山英樹プロの2014-2015年のフェアウェイ・キープ率は65.25%という数値です。
全プロの平均値は62%前後といったところでしょうか?
プロでもティーショットの約4割弱はラフに入れてしまうのですから、素人にはいかに難しいかがわかります。
ドライバーのスイングを安定させる。ミート率を向上させる。この両方を手に入れるにはどんな練習をすれば良いでしょうか?
まず、スイング安定させるには「7番アイアンでスイングの基礎固めをする」という練習方法が有ります。
短いクラブでハードルを一旦下げて徐々に上げていくという練習法です。
次に、ミート率を向上させるために「小さなヘッドがついた練習用クラブで打つ」という練習方法が有ります。
高いハードルで練習して本番のハードルを下げるという練習法です。
であれば、この2つ練習方法を組み合わせて、小さいヘッドの短尺ドライバーで練習すればよいのでは無いか?と思いつきました。
早速購入しようと調べた所、市販されている短尺ドライバーは結構な値段がします。
そこで、練習用に購入するのはもったい無いので、中古のドライバーをシャフトカットして自作することにしました。
まず、ドライバーとグリップを入手します。
選んだドライバーはこちら。
キャロウェイの初代ビッグバーサで中古が1500円くらいで入手可能です。
なるべくヘッドが小さく、ヘッドカバーが付いているものと言う事で選びました。
ゴルフ5で安いヘッドカバーを買っても1000円位はしますから、お値打ちですね。
シャフトの長さは、7番アイアンと同じものをまず1本。
ドライバーと7番の中間の長さのものを、もう1本作ります。
徐々にハードルを上げていく作戦なので、全く同じものを探して2本買いました。
次にグリップはこちら。
キャロウェイのDiamond Universalで、一本718円です。
yahooショッピングのポイントを使ってほぼ無料で手に入りました。
カーボンシャフトのカットは、100均で売っている金ノコで可能です。
繊維が割れないように切断位置にセロテープを巻いて、外周からまんべんなく切るとキレイに切断できます。
切断が終わったらグリップを取り付けますが、青木プロのこの動画を参考にしました。
うーん。さすが世界の青木プロ。絵になります。
グリップに流し込んだ溶剤はシャフトの両面テープに掛けてあげればよいわけですね。なるほど。
出来上がりはこんな感じになりました。
左から、普段のドライバー、短尺ドライバー、七番アイアンです。
ヘッドの大きさを比較してみます。
普段使っているRAZR FIT XTREME のヘッド容量が440ccに対して、初代ビッグバーサは360ccと二周り程度小さいです。
・・・って、ホントに当てれるんですかね?(笑)
続いてもう一本をカットしようと思ったのですが、一度、オリジナルの状態で打ってみるもの有りだと思いましたので、切らずにそのままにしています。
というわけで、週末は練習場で実際に試してみたいと思います。
【2016/02/21 追記】
実際に試した記事がこちらです。 練習用短尺ドライバーを打って来ました
コメント
MASSYさん、初めまして!
前のエントリーのソフト、DLさせて頂きました
まだGST-5Wは買ってないんですが、このソフトの為に
購入しようかと思います
短尺DRですが、バランスが軽く出過ぎちゃうので
どうしても手打ち臭くなる傾向があります
なので目一杯ヘッドに鉛貼るとかで対策してみて下さーい
Daichanさん、初めまして。コメントありがとうございます。
計測器の改良はメーカーにお願いするしか有りませんが、表示ソフトはいくらでも改良できますので、ご意見やご要望があればお気軽におっしゃって下さい。
加えて、短尺ドライバーに関するアドバイスありがとうございます。
まだ実際に打っていないので想像してみるしかないのですが、普通のドライバーと比べるとシャフトが短く軽いため振り回わす事ができるので、自然とスイング軌道がアウトサイドインになってしまうのでは無いか?と予想しています。
明日は練習場で打ったデータから、自分なりに分析した結果を記事にしたいと思っています。
最後に、先ほどDaichanさんのブログを拝見したのですが、明日はラウンドされるそうですね。良い天気とスコアに恵まれますように。