最低1マス進めばOK!100切りのコースマネジメントすごろく理論

「100切りするには、ボギー9個、ダブルボギー9個でいい」

ゴルフをしていると、こんな話を一度は聞いたことがあると思います。

パー72なら、

ボギー9個+ダブルボギー9個=99。

確かに、これなら100は切れます。

でも、ここで疑問があります。

「では、そのボギーオンやダボオンを、具体的にどうやって作るの?」

ティーショットはどこまで飛ばす?
2打目はどこまで進める?
残り100ヤードなら?
残り40ヤードなら?
ミスをしたらどうする?

「100切りの方法」と検索すれば、さまざまなアドバイスが出てきます。

しかし、1打ごとに何を目標にして、どうやってグリーンまでたどり着くのかという具体的な考え方は、意外と少ない。

そこで、コースを「すごろく」として考えてみます。

ティーからグリーンまでを「マス」にする

① ティーショット
        ↓
② 100ヤード超
        ↓
③ 100~30ヤード
        ↓
④ 30ヤード未満
        ↓
⑤ ゴール(グリーン)

ルールはシンプルです。

1打打つたびに、最低でも1マス進めばOK!

100ヤード超は、最低でも100ヤード飛ばすと考えます。100ヤード進むごとに1マス進むので、200ヤード超なら2マス、300ヤード超なら3マスあると考えればいい。

100~30ヤードなら、30ヤード未満へ。

30ヤード未満なら、1回でグリーンへ。

もちろん、うまく打てば2マス、3マスと進めます。

「ミス=一回休み」ではない

ここが重要です。

ミスショットをしたから一回休み、ではありません。

多少当たりが悪くても、最低ラインをクリアして次のマスへ進めたならOK。

逆に、良い当たりでも次のマスへ進めなければ一回休みです。

判断基準は、ナイスショットかどうかではなく、

「最低でも1マス進めたか?」

これだけです。

途中には「障害物」がある

コースには、すごろくの進行を邪魔するものがあります。

OB、池、バンカー、林の中、深いラフ、急斜面、谷底など。

OBなら無条件で2回休み。

池もペナルティによって、休みが発生します。

バンカーは少し特殊です。

脱出に成功すれば、その一打で次のマスへ進める可能性があります。

しかし、脱出できなければ、その場にとどまります。

「罰打があるから避ける」のではありません。

すごろくを前に進められなくなる可能性があるから避けるのです。

深刻なトラブルなら、まず脱出

林の中、深いラフ、急斜面、谷底などに入ったら、無理に前へ進もうとしてはいけません。

まず、その場から脱出する。

脱出できなければ、何度打っても同じ場所にとどまり、永遠に休みを繰り返すことになります。

この場合の最優先事項は、飛距離でもグリーンを狙うことでもありません。

通常のマスに戻ることです。

「進む」より「脱出する」が重要です。

100切りは「最低1マス」を続けるゲーム

100切りに必要なのは、18ホールすべてでナイスショットを打つことではありません。

一打ごとに、

「最低でも1マス進めるか?」

と考える。

進めるなら打つ。
無理なら、安全に進める方法を選ぶ。
うまくいけば2マス、3マス進む。
進めなければ一回休み。
トラブルに入ったら、まず脱出する。

これを繰り返して、グリーンというゴールまでたどり着きます。

100切りとは、スーパーショットを連発するゲームではありません。

最低1マス進めばOK。

休みを増やさず、少しずつでも前へ進む。

そう考えると、ボギーオンやダボオンも「結果」ではなく、1打ごとの具体的な行動として組み立てられるようになります。

ゴルフは、ティーグラウンドからグリーンまでの道中を、どうやって安全に進んでいくか。

そう考えると、100切りに必要なコースマネジメントは、意外とシンプルなものです。

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